1975-05-22 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
○松元政府委員 ただいま先生の方から経過につきましてるるお話しがあったわけでございますが、この協同果汁は、一つはチルドジュースの製造によるミカン需要の拡大ということと、もう一つは輸入果汁の受けざらという、このいわゆる二つの目的で発足いたしたわけでございますが、御指摘のように、当初想定いたしましたときよりも果汁の需給動向が大分変わってまいったわけでございまして、特に、チルドの需要が伸び悩むという事態がございました
○松元政府委員 ただいま先生の方から経過につきましてるるお話しがあったわけでございますが、この協同果汁は、一つはチルドジュースの製造によるミカン需要の拡大ということと、もう一つは輸入果汁の受けざらという、このいわゆる二つの目的で発足いたしたわけでございますが、御指摘のように、当初想定いたしましたときよりも果汁の需給動向が大分変わってまいったわけでございまして、特に、チルドの需要が伸び悩むという事態がございました
なお、若干補足して申し上げますと、先ほど事業運営につきまして基本的の一致が見られたというふうに申し上げたわけでございますが、その場合、協同果汁が農協系のチルドジュースの製造につきまして一元化を図るという基本的方向は一致を見たわけでございます。ただ、その場合に、製造をみずからやるか、委託してやるかという問題はございます。
したがいまして、株主間にかなり意見の相違がございましたが、意見調整に農林省もずいぶん努力をいたしまして、先ほど申し上げたように協同果汁に製造を一元化するということが先般の五月十五日の取締役会でやっと一致を見たわけでございまして、こういう事態にならないように、協同果汁がチルドジュースの需要拡大と農協系の輸入果汁の受けざらという機能を果たし得るように調整をして、その結果がいま実を結びまして、ただ、当面の
そこで、これについていろいろ論議が行なわれて、どういうかっこうで今後協同果汁を運営していったらいいか、そのもとで一体どのようにして工場建設を進めたらいいかということについて論議が行なわれましたが、これにつきまして、チルドジュースの製造の方法あるいは販売のやり方というような会社運営の基本問題について株主の間で意見がまだ十分一致いたしていない。
○瀬野委員 この協同果汁チルドジュース工場についてはしばしば指摘をしてきたところでございまして、いろいろな成立の経緯その他についてはいま局長が冒頭のほうで申されたとおりでありまして、われわれもミカンの消費拡大をはかる上からけっこうなことであるということで賛意を表し、推進をはかってきたものでありますが、事実、その後の経過を見てまいったときに、御承知のように、ポンジュースまたはハイジューシー、あるいはぶんご
○瀬野委員 ただいまのチルドジュース工場問題については、またいずれ質問をすることにして留保しておきますが、これはあくまでも農林省のあっせん待ち、農林省の出方待ちで、この一点にかかっていると、かように私は最後に指摘します。いま、局長は、年内には何とかこれを了したいということでございますが、早急な解決を見なければこれはたいへんな問題になると思います。
この点は十分検討してもらわなければいかぬが、昨年の一千トンの中でも三百五十トンというものが、いわゆるチルドジュース工場、すなわち協同果汁工場に、まだできてもおらぬまぼろしの工場に現在すでに割り当ててある。しかも、その中ですでに二百五十トンくらいが輸入されて、あと百トンくらいがまだ輸入が済まずにある。そうなれば、このジュースは品質も低下するし、または倉敷料、金利もかかってくる。
○瀬野委員 次に、チルドジュース工場、すなわち協同果汁工場問題について質問いたします。 この問題は数年前からの、足立農相、伊藤局長時代からの問題でございまして、いろいろ政治的な問題があることはここでは申し上げませんけれども、過去十数回にわたって私はこの問題を指摘してまいりました。結果は私が指摘したとおりに現在なりつつありまして、たいへんな問題である。
私は、このチルドジュース工場は中止すべきであると思う。とてもこれではできないと思うのです。なぜかなれば、現に、このチルドジュース工場をつくるべく計画中の首脳部においても、また関係農協においても、建設に問題ありとしていろいろ取りざたされている。
○瀬野委員 そこで、一応一本化がまとまったということでけっこうなことでありますが、それはそれとして、それではチルドジュースの新会社はどういうふうな構想になるのか、また農林省はどういうように指導しておられるのか、その点明らかにしてください。
○瀬野委員 このチルドジュース工場の建設場所は、具体的には進んでおりますか。農林省に向こうからいろいろと相談があっておるのですか。その辺の場所の選定等については、どういうようになっておりますか。
○瀬野委員 飼料、乳価問題、消費者米価、生産調整、沖繩及び鹿児島南西諸島におけるサトウキビ生産者価格対策、干ばつ対策及び輸入果汁割当、チルドジュース一本化構想等について、先日来質問通告をいたしました問題につき、農林大臣並びに関係当局にお尋ねします。
そこで、私は、きょうはこのチルドジュース工場の一本化の問題及び果汁の輸入の問題、これらを二時間ぐらい質問する予定で準備しておりましたけれども、たまたま昨日事態がころっと変わってきましたものですから、きょうは方向を変えて一、二点だけお伺いしておいて、この問題については次回に徹底的に内容をいろいろとお伺いしたい。 従来の五百トンの割り当て量を見ましても、四十六年度の割り当ての率で今日きております。
○瀬野委員 全農系統が今月三日の午後農協ビルで果汁生産県会議を開催して、原料輸入ワク及びチルドジュース生産についての協議をいたしたのでありますが、当日出席したのは、三重県、和歌山県、広島県、山口県、徳島県、佐賀県、長崎県、大分県、富崎県の九県、そしてその中身は、これは正確でありませんけれども、聞くところによると、賛成が四、すなわち、やったらいい、全農でやるべきだが四、反対が二、すなわち、日園連でやるべきであるが
チルドジュースにつきましての全農系の考え方でございますが、私どもが聞いておりますのは、このつくりますところの新会社におきまして、これは全農が原果汁を購入して、新しい会社に委託加工をする、そしてその委託加工をしたものを全農が販売をする、こういうふうに聞いております。
最後に、先般からいろいろ質問をしてまいったチルドジュース工場の問題ですが、要点だけ聞くので、はしょってお答えいただきたい。
ただ、御案内のとおり、ことしの予算は一工場ということに相なっておりまして、私どもといたしましては、やはりこれは生産者のための果汁工場である、チルドジュース工場である、こういう考え方でございますから、両者でよくお話し合いを願いたい、こういうことを申し上げております。
チルドジュース工揚は年間千八百七十五トンの能力でございます。
○伊藤(俊)政府委員 本年度の予算においてお認めいただきまして、ミカンの果汁のチルドジュース工揚をつくる、これに対して助成をする、こういうことに相なっておる次第でございます。
またチルドジュースの工場もつくろうというようなことで、予算を、先ごろの予算でお認めいただいたわけでございまして、鋭意その具体化に努力中であるわけでございます。 また、このジュースの消費の宣伝というようなことにも、これは生産者団体などもかなり努力をしておられるようにも見受けておるわけでございますけれども、私どももこのジュースの消費拡大というようなことに一そうの努力をいたしたいと思います。
そのためのミカンのジュース工場の設置というようなこともかなり大幅に考えておりますし、また新しいチルドジュースの工場も建てたいというふうに考えておりまして、そういった消費拡大を通じての価格の安定というようなことに努力をいたしたい、かように考えております。
今後はやはり濃縮チルドジュース、非常に冷凍で消費者のところまで送られてくるわけですから、当然清涼飲料水の場合とは、これは処理も違ってこなければいけない。そういうことを、もう実は三十三年から果汁連盟は厚生省に陳情しているわけでございますが、厚生省はなかなか見解を出さない。何か問題はありますか。
次に、ジュースの生産状況と品質向上のために大型果汁工場や消費地のチルドジュース工場の助成を強化すべきではないか、こういうふうに考えておるんだが、四十八年度に四工場ですか、追加されるようでございまするが、このことについてどのような考え方をしておられるのか。
さらにまた、四十八年度から大消費地に冷蔵の果汁工場、いわゆるチルドジュースというわけでございますが、チルドジュースの工場を設置をいたしたいということで、これにつきまして、助成を行なう考え方を持っております。このチルドジュースというのは、冷たいジュースで、非常にうまいということで、アメリカあたりでもかなりこういうジュースが飲まれておる。